営業される側になってみる

個人事業主として起業し、サイトを持つと、いろいろな営業のご連絡をいただきます。

メールや電話がね、たくさんきます。ちゃんとしたものから、あやしいものまで。
わたしのところにくる営業の電話で多いのが、ウェブマーケティング系と取材させてください系。

勉強のためと思って、ちょっと話を聞いてみます。

ウェブマーケティング系

営業マン:「これまでにない新しいSEO対策のご提案です」
わたし:「ふーん、でもPVが上がるだけじゃ意味ないでしょう?」
営:「それだけではありません。この方法なら広告費などを使わずに集客できます」
わ:「へー、そんな方法があるの?」
営:「はい! ぜひ一度詳しいご説明をさせてください」
わ:「そんなにいい方法を知ってるのにテレアポ?」
営:「…」(ガチャ)

とかね。

大量に電話やメールをして、相手が社名をネットで検索することでPVを増やして自社サイトのランクを上げ、うちはSEO対策できてますよという手口もあるそうです。

いまでもテレアポで新規開拓しているちゃんとした会社もあるのかもしれないけど、少なくともウェブマーケティングをウリとするなら、いきなりテレアポってことはないんじゃないでしょうか(もうかけてこないでね)。

楽して稼げるおいしい話なんてめったにありませんから、まじめに頭を使って働きましょう。

取材させてください系

婦人誌やフラワー雑誌に有料で広告を載せませんか、という広告代理店からのある意味まっとうな営業のメールから、無料でインタビュー記事を載せますのでぜひ社長を取材させてください!というあやしいものまで。

(わたしもお客さまインタビューをさせてもらうけれど、高額商品を売りつけたりしてませんよー。インタビューって面白いんですよ。じゃあ電話の相手も純粋にそう思っているだけかもしれない!?)

「ぜひ取材を」という連絡に、そうこなくっちゃと一瞬、喜びそうになるのをこらえてまずはネット検索(便利な世の中です)。有名テレビ番組と紛らわしい名前のサイトを作り、そこそこ有名な人を載せて、あなたもここに紹介しますと言っていい気分にさせ、後から高額なプロモーション契約に持ち込むことが目的の業者のようです。

いまどきすぐにネットに手口が公開されてしまうから騙されるひともいないんじゃないかと思ったら、掲載されたと自慢しているひともいるようですから、納得して利用するのであれば、詐欺ではないんでしょうね。

まっとうな方で多いのは、
広告ではなく “取材” という形でご紹介させていただきますというもの。

(わたしはいまマイベストプロという専門家紹介サイトに有料で掲載してもらうサービスを利用していますが、これを使った感想についてはまた次回に)

先日は、富裕層向け女性誌の自分磨き企画とのタイアップ広告のお話がありました(雑誌の知名度や発行部数などにもよりますが、1ページ100万円くらいが相場のようです)。雑誌の広告はお断りしていますが、集客できて元が取れれば、それはそれでアリなんでしょうね。これはお金を払った広告ですよという方が潔い気もしますが。

そんなふうに “カリスマ” を演出しているけれど、実際は赤字ということもけっこうあるそうです。

結論

これは、そういう営業のターゲットにされるくらいの中途半端なところにわたしがいるということでもありますから、”なんちゃって” ではない、ほんとうの取材依頼がくるようにがんばりますね。

でも、世の中みんなハイエナのような輩ばかりでだれも信用できない、用心しなくちゃ、といつも思っていたらつまらないし、「その話面白そうだね、ちょっと聞かせて」と言えるひとでありたいとも思います。

だって面白い話はそういうひとのところに集まってくるものでしょ。

数か月前、突然の1本の電話。どう考えてもむちゃな話。けっこうですと断っても「いつもこんな営業をしているわけではないんです」と食い下がる。

「ねえ、もしこれがあなたの奥さんにかかってきた電話だと思ってみて。ふつうに考えたら、やめた方がいいって言うよね?」
「はい、あやしいから絶対やめた方がいいと言います」

なんていうやりとりから、ちょっと面白そうなことになったり。あのとき電話を切ってもよかったし、ほんとうに詐欺でもおかしくない状況だったと思います。

ときには運命の出会いのようなこともあるので、チャンスを逃さないように、ホンモノかインチキかは見極めたいですね。

面白いひとに囲まれていたいし、そのひとたちにも「あのひとといると楽しい」と思ってほしい。

テーマの「集客法」から話がそれましたが、もしかしたら、「なんだか面白そう」と思ってお客さんが集まってくれることが、わたしの集客法なのかもしれません。いまの生徒さんたちは、そんな感じです。いい感じです。

ありがたいことに主婦の身分って、絶対に働かなくてはいけないわけではありません。

じゃあ、どうして働くんだろう
仕事ってなんだろう
しあわせな人生ってなんだろう

などと考えるには暑過ぎる、夏の午後でした。

 

お店のウインドウにグリーンを飾ってみました。
サトイモ科の熱帯植物フィロデンドロン。少しでも気持ちよく♡