森を感じる、愛でる、守る!『森のケーキ』

かながわ県産ヒノキ間伐材を使った
アーティフィシャルフラワーアレンジメント『森のケーキ』新発売!!

◆エシカルな3種類のケーキ型フラワーアレンジ

カップケーキ
8,500円(税別)
ショートケーキ
8,500円(税別)
ロールケーキ
8,500円(税別)

◆商品開発の動機:『森のケーキ』を作ったワケ

生きているから美しい

造花をあつかっていますが、わたしもみなさんと同じように、もともと花や植物が好きですから、その美しさは “生命の美しさ” だと思っています。

花は生きているから美しい。
花は枯れるから美しい。

この仕事は、そういった生と死の狭間のはかない美しさを、”枯れない造花” で表現することへの挑戦でもあります。

なぜ生花ではなく、わざわざ造花を選んだの?
と聞かれることもあります。あえてそこに挑戦することに面白さを感じたのかもしれませんね。

あるとき、そんな話を米国人の友人にしたら、

「ぼくは日本の文化に詳しいガイジンだから、日本人がサクラの花にこめる気持ちもわかるし、トシヨのいう意味もわかるけど、ふつうのアメリカ人がそれを聞いたら、あなたが葬式の花を売っていると思うだろうね。ほとんどのアメリカ人にとって、花は枯れたらゴミとして捨てるだけだよ、ヨーロッパ人の感性はしらないけど」

といっていましたが。

自然素材と造花の相乗効果

おかげさまで、わたしの作ったものを見て「造花の概念が変わった」「造花だけどこれは気持ち悪くない」といってくれる方がいる一方、生花店かと思って店に入られた方がしばらくして造花だと気づいたとき、「なんだ造花か」とがっかりされることもあります。

造花に対する先入観で、たったいままでキレイだといっていたものが “ニセモノ” といわれてしまう。
そんなときは、あー、もっとがんばろうと思うのです。

わたしは逗子に住んでいるのですが、散歩のとき海岸で拾った流木を塩抜きして乾かし、造花のアレンジに使ってみたところ、モダンでカッコいいと好評でした。

自然素材と造花は、意外にも相性がいいと感じました。

ワイルドな自然素材の力で、造花アレンジが生命感のあるものになり、流木も単体であるときより存在感を増したように見えます。

嵐の後や風の強い日は、いいものが拾えることが多いですよ。

アーティフィシャルグリーンの多肉植物と流木のフレームアーティフィシャルフラワーの多肉植物と流木のフレームアレンジ

 

森を守る、とは?

そこでさらに、以前から気になっていた国産木材についても考えてみました。

自然や森を守るためにはどうすればいいと思いますか?

破壊しないこと
木を切らないこと

ふつうはまず、そう考えますよね。
わたしもそう思ってました。

木を使い捨てにする割り箸は良くない、いや何言ってるの、あれは無駄をなくすための知恵なんだよ、という “マイ箸” 論争もありましたね。

なにが正しいのかよくわからいし、こういう環境や食品の話って、絶対にこれが正しい、そうしてないヤツは無知で無責任だ、みたいなトーンでこられると引くけれど、

できれば地球には優しくしたいし、いい人でありたい、とだれもが思っているはずです。

日本の森の現状

木材のことをいろいろ調べてみると、森林伐採が問題になっている南米・東南アジアなどの熱帯雨林と日本では、ちょっと事情が異なることがわかってきました。

森には自然林と人工林がありますが、第二次世界大戦後の復興期に盛んに作られた日本の人工林はいま収穫期を迎えています。これを使って森の新陳代謝をうながすことが、良い森を育てることになるのだそうです。でも、せっかくの資源がなかなか有効に活用されていないのが現状。

スギやヒノキが建材としてふさわしいのは樹齢50年くらいなので、このままでは森が高齢化して、co2の消費量も減ってしまうそうです。

林野庁HPより

 

◆商品化への道のり:新規性、オリジナリティ

神奈川県の場合

神奈川県にも利用可能な木材が多くあるにもかかわらず、県産材の流通があまり盛んでないのは、認知度が低いため建材としてユーザーに選ばれないことも一因だそう。

そこで、なんとか造花アレンジの資材として県産木材を使い、そうした課題の周知やイメージアップに貢献できないものかと考えました。

まずは現状を学ぶため、神奈川県森林再生課の案内で、丹沢県有林の見学に行ってきました。

県からの連絡には「ヘルメット持参」となっていたので、amazonで初マイヘルメットを買いました。

詳しい見学の様子はこちら
神奈川県有林の伐採現場を見学に行ってきました①
神奈川県有林の伐採現場を見学に行ってきました②

 

県内初!産地認証木材を使ったフラワーアレンジメント

伐採現場や製材所はテレビなどで見たことはありましたが、実際にその場に立ってみると、木材の大きさ、機械類の音の大きさに圧倒されます。

このスケール感では、わたしの話など相手にしてもらえないだろうと諦めかけていたところ、製材所社長にご賛同いただき、木材を用意していただけることになりました。神奈川県の産地認証木材です。

しかもありがたいことに、逗子や横浜方面に配達のトラックが出た際に、ついでに届けてくださるそう。

商品として販売することを目指しているので、アレンジにしたときにギフトボックスに入らなければなりません(最初に箱ありきです!)。

3パターンのデザインを考え、それに合わせてヒノキ間伐材のカットをお願いしました。

 

オリジナル焼印でノベルティグッズにも

到着した木材。人工乾燥をしていないので、フレッシュなヒノキの匂いがします。

テーマは「もりの森のケーキ」

径の小さいものはカップケーキ。ホールケーキ状の輪切り木材をショートケーキにするため、1/8カットをお願いしたのですが、製材所の機械では1/4までしかできなきそう。
そこで、うちの薪割り器で自分でやってみたら、こんなにきれいに割れました!

ギフトやノベルティグッズとして、オリジナルの焼印を押せますかというお問い合わせもいただいております。
通常はフルールドリスの焼印を押していますが、数がまとまった場合には対応いたします。

生木なので温度を上げないとなかなか押せません。
上手く押すには熟練のワザがいりそうです…。練習しておきますね。

このごろ、本職がなんだかわからなくなっています。

 

オトナの微糖スタイル

ケーキアレンジといっても、あまりSWEETではなく、ややBITTERをめざします。

森を感じるワイルドな仕上がりが持ち味です。
シャンペトル(champêtre=田園風)スタイルという、いま裏山で摘んできたばかりのようなデザインはヨーロッパでもトレンドです。

 

◆地域経済や社会への影響

横浜ビジネスグランプリ2018入賞

こうして試行錯誤の後、ようやく『森のケーキ』の商品化にいたりました。

県産木材と「森のケーキ」の事業を多くのみなさんに知っていただくべく、横浜ビジネスグランプリに応募したところ、予選・セミファイナルを勝ち抜き、入賞することができました。

審査のポイントは、
新規性・実現可能性・成長性・地域社会への影響・熱意などです。

みなとみらいのランドマークホールで、200人の聴衆のみなさんに向けてプレゼンの機会をいただき、それはそれは貴重な経験となりました(当日はノドがからから、足はがくがく)。

残念ながら優勝はのがしましたが、IKEA賞・八千代銀行賞・かながわ信用金庫賞・ウィズスクエア横浜賞など、多数の協賛企業賞をいただきました。

ビジコンの心得、プレゼンの特訓、当日の様子など、詳しくは後日。

 

CSR活動・インバウンド・MICE事業などに

先日、六本木で開催された国際会議などの誘致戦略を考えるMICEセミナーで、観光庁MICE担当の井上参事官が、今後のキーワードとして「好かれるMICE」というのをあげていました。

MICE = Meeting(会議), Incentive(報奨/研修旅行), Convention(国際会議), Exhibition(展示会)

世界の中で日本が選ばれるために、地産地消・サステナビリティといった環境への配慮がますます重要になってくるそうです。

国際都市ヨコハマで開催されるイベントやパーティー会場の大型装飾としても、この県産木材と造花のアレンジはふさわしいと考えています。

 
まだまだほんとうの事業はこれからです。
がんばりますね。

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